New Zealand
Bulls,Tangimoana, Waitarere 20030417
ニュージーランドのシマガレ林を見つける旅/
Trip for finding Wave-Regenerated Forest
in New Zealand
2003年4月17日(木)
タウヒリホエ科学保護区が ブルズータンギモアナ間ドライブの 事実上の終点/
Tawhirihoe Scientific Reserve was the virtual terminal point in the drive of Bulls-Tangimoana













BullsからRoute3をちょっと南下して、Tangimoanaを示す小さな標識を見つけて海岸線に向かう。海岸線に近くなるころ、道路わきにマツの枯れているわずかな部分を2箇所みつけるが、シマガレとは思えず、海岸まで出た。
出たところは、入江を形成している河口で、川の両岸には広い砂丘がある。砂丘海側の植生はまばらだが後方にはまとまったマツ林が形成されている。
そしてなにやら、ここはTawhirihoe Scientific Reserveと呼ばれる重要保護区のようだ。説明プレートからすると、野鳥と植生の絶滅危惧や砂丘の生態を学ぶための場所らしい。
Cultureの文字もあり、さらに重要なのは、自然と接して暮らしてきた先住民の歴史文化を学ぶべき場所であるようだ。興味はあるにしても、今日の目的は2日ぶりのシマガレ林探しなので、保護区の勉強は棚上げして、シマガレに専念することにした。
タンギモアナで2つ目のシマガレ林を見つけた/
Second Wave-Regenerated Forest was found in Tangimoana

タンギモアナのシマガレ林形/
Structure of Wave-regenerated Forest inTangimoana

















もう一度海岸から離れて内陸側にあるマツ林の枯れている部分に戻り入ってみた。ただちょっと枯れているようにしか見えなかったが、よく見るとちゃんとシマガレになっていた。これも部分的なもので、半月状のシマガレを形成していた。
シマガレ林の植生/
Vegetation in Wave-regenerated Forest















シマガレ林内の風景/
Landscape in Wave-regenerated Forest
隣接する施業林と牧場/
Neighboring artificial forest and pasture




周囲は牧場になっていたり、造林地になっていたりで、複数のシマガレ林は見つからない。遠くにらしいものが見えるが、個人の牧場内らしく、立ち入るのは面倒だし、第一牛がこちらをにらんでいる。
道路わきから入りやすいところへ入って、一応の調査をしてみた。Waipapakauriのシマガレと比較すると、Waipapakauriでは3つの弓形のシマガレ線が繋がっている形をしていたが、ここでは半月型が一つだけ。一つだけといっても、周りは河岸と道路だし、風下側は造林地になっているので、かつての自然のままの状態ではどうなっていたのかは分からない。Waipapakauriと同じなのは、シマガレ線後方約10m付近に小砂丘が形成されていることだ。風で飛ばされてきた砂が、最前面の樹冠につき当たって、風速の弱まるところで堆積するからだろう。これは縞枯山の雪の堆積の雪丘と同じだ。枯れの原因は飛砂と潮と風ということだろう。と考えれば、日本のものは風と雪と氷ということになりそうだ。
ワイタレレ/
Waitarere








最後のポイントWaitarereへ向かったが、ここは別荘地らしい。きれいに区画された宅地群と、その周辺にWaitarere Forest という看板のついた造林地がある。広大な造林地にシマガレができる可能性は薄い。宅地群の陸地側後方に天然生林が少しずつ残っている。ひょっとすると、この別荘群はシマガレ林の枯れた部分を整理して、建てられたのかもしれない。Tangimoanaでもシマガレであったであろう場所が整理され、牛が放たれていた。ここにシマガレは見当たらない。これで全て終わった。
沿道の樹木/
Trees by the roadside









首都ウェリントンに近くなった。折角なので車で首都見物に向かう。途中の沿道に植えられている樹木の中にスギやヒノキを見つけた。もともとは日本のものだろう。ニュージーランドの兄弟はオーストラリアと思っていたが、実は日本なのかもしれない。緑の多さや海がすぐそこにある島国であること…よく似ている。
ウェリントンまで往復200kmはある。雨も降り始めたし、観光は車の中からのlookoutだけ。ウェリントンからはRoute2-Route3と繋いで北上。ろくに見学することも無くWanganuiという町で宿泊。300Kmを走る。 明日は帰路のみ。写真を整理してCDに格納。整理した写真は案内人にも提供。やりたいことはもっとたくさんあったが、写真がたくさん撮れて満足満足。