Australia
Boder Ranges NP 20030605
ダーウィンそしてブリスベンで周遊ドライブ/
Round tour drive in Darwin and Brisbane
最後の目的地:ボーダーレンジNP/ The last destination: Border Range NP
2003年6月5日(木)
ブリスベン/ Brisbane






この6ヶ月最後の旅行日だ。明日は日本に帰る。こころゆくまで1日楽しもう。今日の目的地はBoder Ranges NP。ブリスベンの町見物もそこそこにBoder Ranges NPへ向った。Boder Ranges NPはクイーンズランドとニューサウスウェールズのボーダーにある。
林業の土場/Forestry yard


目的地は南の方角。とにかく太陽を背中にして地図を見ながら走る。この国で、今まで走ったところとは違う。山道だらけ。日本やニュージーランドと同じで、細く、くねくねした道。オーストラリアにもこういう道があったのか。道の周りはユーカリの林。森林の樹木は背も高く、道脇には貯木場も見られ、木材生産をしている地域であることがわかる。
マウント・リンゼイ州立森林公園/Mount Lindesay State Forest































途中、田舎の集落Beaudesertでおやつを買い、遭難対策。これで、夜までの食料は確保。山に入って走ればほどなく峠にたどり着いた。ここはCollins Gap というところらしい。登山の感覚だとGap はV字型に切れている峠をさす言葉だが、ここは緩やかな鞍部だ…言葉の使い方は地球のあちこちで様々なんだなぁ…
このCollins Gapを拠点に周りの山々へ向かうハイキングコースがあるようだ。そして、ここにMount Lindsay State Forestと示されたプレートがあり、辺りは妙に立派な森林で囲まれている。調べたらState Forestとはオーストラリアでは州立森林公園のことらしい。樹木らの直径は太く、背も高い。樹種は分からない。
一生懸命葉の見えるところはないかとうろつき廻ったところ、ユーカリ、アカシア、アガチスの3種の葉を見つけた。地図には周辺にNothofagus NP と示されているところがあり、Nothofagus もどこかに生えていそうだが、見当たらない。もっと歩き回れるコースがどこかにあるのかもしれないが、見つからない。時間もなく、Nothofagus探しはあきらめた。
ウッドエンボン/Woodenbong








峠を下って、Woodenbong なる集落へ着いたが、さて困った。目的地のBoder Ranges NPへの行き方が分からない。持っている地図だと、さっきの峠が一番近いところになるが、入口はなかった。この地図はブリスベンの地図で、ニューサウスウェールズは範囲外になっている。どうも入口は地図の範囲外にあるらしい。誰かに尋ねるしかないが、この集落だれもいない。店もない。近くには造林地があり、貯木場もあり、名前からしても林業の村のようだ。ふと見つけた集落のパネルには、この村の歴史や現況が示されていた。おまけに地図が示されていたので助かった。Boder Ranges NPへの道が分かった。




わかりにくいボーダーレンジNPへの道/Puzzling route to Border Range NP





複雑な田舎道を走って、やっとBoder Ranges NPの入り口を見つけ出した。






ボーダーレンジNP/Border Range NP

やっとたどり着いて、はじめてここで気づいたのはこのNPはWORLD HERITAGE AREAだった。
サマリンダでインターネットを見ながら、何気なく選んだこの目的地は途轍もなく興味深いスポットだったようだ。
そして驚いたことに、この地域にはいるや、突然廻りと違う植生に変貌した。ヤシや木性シダが生えていたり、ユーカリがピタッと姿を消し大きな葉を持つ樹木が生えている。さながら熱帯雨林のよう…
道標にもRAIN FORESTと示されている。周囲はユーカリ林なのに、ここだけがこんな森林になっているのはちょっと変だ。ひょっとすると、海岸からのせり上がりとか、大陸の成り立ちのなかでの地史的要因がなにあるのか?それにしても興味盛りだくさんの森林を見ることになった。



















































最後まで、面白い旅ができてよかった。Boder Ranges NPを後にして、帰路に着き、文字通りQLDとNSWのBoderを通ってブリスベンに帰った。