New Zealand
Waipapakauri-2 20030414
ニュージーランドのシマガレ林を見つける旅/
Trip for finding Wave-Regenerated Forest
in New Zealand
2003年4月14日(月)
シマガレ林を発見/
Found out Wave-Regenerated Forest (Shimagre Forest)

海岸最前面ではなく、やや奥まったところにシマガレ林の立枯木帯をちらっと見つけたが、まだ先にもあるだろうと探し回った。しかし、その周辺は人工林になっていて、伐採と植栽がモザイク状に行われていて、天然林の姿を維持しているところは無かった。
結局シマガレ林を形成しているのは、ごく一部に残された天然林部分で、最初にチラッとみつけたやつだった。きっとこれはシマガレ現象を保存するために残したものなのだろう。シマガレは海岸から吹く風の方向に進み、同時に更新が行われ、風上に向かって、樹木が順次大きくなる典型的構造を作っている。

立枯木・稚樹帯/
Dead trees & Seedlings zone













若齢木帯
Dead trees & Seedlings zone







成熟木帯/
Mature trees zone





成熟木帯内の小砂丘/
Small sand hill in Mature trees zone





成熟木帯の縁から内陸側へ20-30mの位置に砂の盛り上がった小砂丘が形成されている。恒常的な海からの風が浜の砂を運び、林内へ持ち込み、風速の弱まるところで、飛散が止まり、堆積してできるのだろう。
日本のシマガレ林は山岳の傾斜地にあるが、斜面下方からの恒常的な風が雪を運び、ここの小砂丘と同じように、成熟木帯の縁から風下側20-30mの位置に雪丘が形成される。
日本とここでは、樹種がAbies 属とPinus属とで、大きく異なるが、この粒子体が林内に堆積するということでは、あまりに似ている。
いやはや、面白いことを発見できたものだ。
シマガレ林の付帯環境/Surrounding Condition in Wave-Regenerated Forest
稚樹帯の植生/
Vegetation in Seedlings zone









立枯木帯の樹冠閉鎖環境/
Condition of Canopy closure in Dead trees zone


立枯木帯の林床状態/
State of Forest floor in Dead trees zone


立枯木帯の林床植生/
Forest floor vegetation in Dead trees zone











成熟木帯林縁部樹冠の閉鎖環境/
Condition of Canopy closure in Edge of Mature trees zone


林床の状態/
State of Forest floor in Mature trees zone


成熟木帯の林床植生/
Forest floor vegetation in Mature trees zone












若齢木帯の樹冠閉鎖環境/
Condition of Canopy closure in Dead trees zone


若齢木帯の林床状態/
State of Forest floor in Dead trees zone


若齢木帯の林床植生/
Forest floor vegetation in Young trees zone




しかし、こんなところでシマガレを観るなんて、地球は歩いてみるものだ。感激…感激…
ちょっとした調査をして写真を撮りまくった後は北端のm岬に向かった。